[ネタバレ]映画・レミニセンス – REMINISCENSE – を観た感想[過去を売る人]

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20代のころに500本ぐらい映画をみた気がしてる管理人が、カーリーコーテッドレトリバーさんとともに映画館で新着映画のレミニセンスを観てきたお話です。

海面上昇で水没しかかったアメリカ(マイアミ)が舞台、本当にそういう未来が訪れそうでちょっと怖いからのスタート、主人公のニック・バニスター(ヒュー・ジャックマン)は、未来に失望した金持ちたちに「過去の追体験」を売るのが仕事。

戦時中の尋問器具を改造して作ったらしきそもそもが危険な装置で行う危険な仕事を通じて、ニックは客として訪れた運命の女性メイ(レベッカ・ファーガソン)と出会う。

「ハッピーエンドなんてない」が合言葉になりそうなこのレミニセンスっていう映画、波乱ありアクションありで、最後まで見てみると予想以上に深くて、なんで?って思う謎ポイントもありつつだったけど、面白い映画と思いました。

レミニセンスっていう装置

記憶をたどって過去を追体験できる装置、そういうことをしてみたいという人は世の中にたくさんいるのかもしれないけど、僕はどうだろう、やってみたらハマるんだろうか。

そもそもそこにもっと興味を持ててたら、もう少し共感できて楽しい映画だったんだろうなと思うけど、なかったらなかったで別の楽しみ方ができてると思うのでまぁよしとしよう。

近未来だけど未来に失望してる人が多くて、環境破壊で荒廃しきった世界で、過去の美しい記憶たちが大事になってくる、いま言われてるシンギュラリティ(AIが人を超える)の話とも通じる部分もある気がして興味深かったです。

レミニセンスは映画の要所要所でとても重要な役割を果たしていて、ラスボスのサイラス・ブースの場面とかはドSすぎてこんな使い方もできるのかと思って、その場面をみたときは軽く引きました。笑

Wikipediaでストーリー

海面が上昇した近未来のマイアミに住む、無骨で孤独な退役軍人のニック・バニスターは、顧客が望むあらゆる記憶を追体験させる機会を提供するという、危険な職業の専門家である。

ある日、彼の人生は、メイという謎めいた若い女性との出会いによって一変する。

最初は単なる探し物を端緒とした関係であったが、やがてメイとの関係は情熱的な恋愛へと発展する。

しかし、別の依頼人の記憶がメイを凶悪犯罪に巻き込んでしまったため、バニスターは過去の暗い世界を掘り下げて、自分が愛した女性の真実を明らかにしなければならなくなる。

Wikipedia

中国人が悪役あるある

最近のアメリカ映画の流行りなんだと思うけど、ちょっと強い悪役の中ボスが中国人というパターン、香港出身のダニエル・ウー演じるセント・ジョーっていうキャラが出てきました。

血も涙もないバッカ(麻薬)取引のボス、例に違わずというかニックの相棒であるワッツ(ダンディ・ニュートン)が銃撃戦の末やっつけてしまうのだけど、ワッツが女性なとこも含めていまの世界情勢の縮図というか。

ニックの恋人のメイと引き離された感じとか、中国が行っているとされてるホロコーストの話を連想して辛かったり、大企業がすごいレミニセンスを大量生産してニックの商売が終了したり、色々世相が垣間見えていろんな気持ちになる映画でした。

金持ちは悪者かつ問題の種

タイタニックで生き残ったのは金持ちとネズミだっていうフレーズも印象的で、そっか他人を蹴落とす感じとかそれっぽい考え方よなと納得。

そのお金持ちの地主でウォルター・シルバン(ブレッド・カレン)というのがいて、不倫相手がエルサ(アンジェラ・サラフィアン)っていう女性。

メイはニックと出会う前に、ウォルターの命令でエルサとウォルターの間にできた子どもを殺そうとする任務についていたけど、ニックと出会って良心が芽生えてエルサの子フレディを救います。

リーダーが何かしら問題を起こして、そのとばっちりとか後始末のために下々のプログラマーたちがわけもわからずサビ残とか徹夜するみたいな、システムエンジニアあるあると似てる部分もあるなーと涙をこらえながら見ていました。笑

クライマックスシーンがすごい

サスペンスアクションムービーではあるんですが、メインのストーリーはやっぱりラブストーリーなんですね、ニックの恋の物語なので。

それでクライマックスシーン、どこが一番クライマックスなのかは人それぞれかもしれないけど、僕はメイとニックのラストシーンで泣きました。

ここまで読んでくださった方なら、ぜったい見てほしいので詳細は伏せますが、レミニセンスならではのラストっていう感じで震えました。

まとめ

新型コロナ対策の外出自粛期間が明けて、少し開放的になった方が多かったのもあるのか、田舎の映画館で上映からしばらく期間がすぎてるにもかかわらず映画館にはチラホラ人がいました。

面白くないと人こないと思うし、僕もいま上映してる映画では一番面白いだろうなと思ってカーリーコーテッドレトリバーさんとともに見に行ったのですが、ホントに面白かった。

サスペンスアクションのラブストーリー、ユーモアとかほぼ関係なくてシリアス一辺倒な話だったので、笑いとか求めてる場合はあまりおススメじゃないかもしれませんが。

登場人物が特別魅力的なわけでもなく、主人公がめちゃくちゃ強いヒーローで痛快なストーリーとかでもない、ただ人間味溢れるような身につまされる感じの映画なので、考えさせられるとか学びを求めている人にはおススメと思いました。

関係あるのかないのかラフティングの話

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