システム監査技術者 – システム管理基準におけるアジャイル開発

2022年4月3日

経済産業省でシステム管理基準という資料を作成されていまして、アジャイル開発について書かれています。

概要と主旨

アジャイル開発は「計画重視型」のウォーターフォールと違い、目標と変化に対して柔軟に対応していきます。

円滑なコミュニケーション

ユーザーと開発と管理の各部門が、互いに円滑なコミュニケーションを取り合うことが何より大事です。

ユーザー部門と開発部門は対等の立場であるべきで、双方向コミュニケーションを随時行える事が大事です。

反復開発(イテレーションとリリース)を何度も行う

変化に迅速に対応するために、要件定義からテストまでを細かく何回も反復して行います。

一回の開発工程のことをイテレーションといい(たぶん)、リリースできる状態になったらリリースします。

人の役割

ユーザー部門の代表(プロダクトオーナー)と、開発チームが主な登場人物。

プロダクトオーナー

開発の目標を明確に定めて、その達成のための要件を開発チームに提示します。

情報システムの目的の決定、優先順位の見直し、継続、完了、撤退の決定といった「権限」を持ちます。

開発チーム

システムの分析、設計、プログラミング、テストなどの技量を持ち、開発作業を自律的に推進します。

それはイテレーションの終了ごとに柔軟に行う必要があり、変更内容をプロダクトオーナーにリプライします。

開発プロセス

反復開発によってユーザが「利用可能な状態」の情報システムを継続的にリリースします。

イテレーションとリリース

プロダクトオーナーと開発チームは、常に協力体制でイテレーションとリリースを行います。

プロダクトオーナーは達成スべき目標や要求の範囲、優先順位などを最新化します。

開発チームは作業できる規模を見積もり、イテレーション完了後に利用可能なシステムをリリースします。

リリース計画を策定する

イテレーション開始前にリリース計画を作り、イテレーション終了ごとに見直しもされます。

各イテレーションは、だいたい同じ期間であることが望ましいです。

リリース計画については、プロジェクト運営委員会の承認を得る必要があります。

コミュニケーション構築のためのミーティング

プロジェクトに参画する全員が毎日顔を合わせるぐらいの感覚で、コミュニケーションを図ります。

1回の会議はなるべく短い時間(15分ぐらい)で行われ、進捗、予定、課題などを共有します。

情報システムと開発プロセスの評価

また、イテレーションごとに情報システムやその開発プロセスについて評価して改善していきます。

次のイテレーションに向けて課題を洗い出し、改善策を決定します。

デモの実施

イテレーション計画にはデモンストレーションを含める必要があり、これはとても大事です。

利害関係者のなるべく全員が参加し、フィードバックを収集して次のイテレーション計画に活用します。

みたいなことが書いてありましたので、やんわりとした口調に書き換えてみました。笑

システム管理基準(経済産業省)